【簿記1級 学習記録#2】2026年8月第1週|外貨換算会計を抜けて「会計上の変更」へ
※この記事は、経理として働いている筆者が、日商簿記1級への挑戦を記録していく連載の第2回です。第1回は挑戦を決めた理由と勉強計画、プロフィールはこちら。
この記事でわかること
- 簿記1級の学習記録(2026年7月29日〜8月4日)のリアルな進み具合
- クレアールの簿記1級講座を、実際どのくらいのペースで消化できているか
- 商業簿記・会計学「外貨換算会計」と「会計上の変更・誤謬の訂正」でつまずくポイント
- 理論(会計学)を1日15分で回すためにやっていること
- 講義動画ベースの学習が「半分」まで来たときの、正直な手応え
学習の進捗は、自分で作った進捗管理アプリの記録をそのまま載せています。
良く見せるための加工はしていません。
なお、使っている教材はクレアールの簿記検定講座(1級)です。
講義動画(Web配信)で単元ごとにインプットし、
アウトプットは解法マスター答練→ファイナル答練→公開模試という流れで用意されています。
理論の暗記だけは、別途パブロフ簿記1級のアプリを併用しています。
今週の学習サマリー(2026/7/29〜8/4)
| 項目 | 今週の記録 |
|---|---|
| 視聴した講義 | 8本(すべて商業簿記・会計学) |
| 進んだ単元 | 単元131〜138(外貨換算会計⑨⑩/会計上の変更など①〜⑥) |
| 理論アプリ(パブロフ簿記1級) | 3章を1周目クリア(財務諸表・連結財務諸表・キャッシュ・フロー) |
| 累計の講義消化 | 187本 / 375本(49.9%) |
| └ 商業簿記・会計学 | 141本 / 219本(64.4%) |
| └ 工業簿記・原価計算 | 46本 / 156本(29.5%) |
| 答練(クレアール:解法マスター・ファイナル・公開模試) | 未着手(0周) |
| 目標受験日 | 2027年6月13日(残り313日/約45週) |
今週の実質的な学習日は4日(7/30・7/31・8/1・8/3)でした。
仕事の繁忙とぶつかった週で、毎日は触れていません。
今週やったこと① 外貨換算会計を最後まで抜けた
先週から引きずっていた外貨換算会計が、
今週の月曜(7/30)でようやく最後まで終わりました。
- 単元131:在外支店の換算
- 単元132:在外子会社等の換算
外貨換算会計は単元123から始まって全10単元あり、着手からここまで約2週間かかっています。
1級の中でも「長いトンネル」に入る分野のひとつだと思います。
在外支店と在外子会社は「何が違うか」で覚える
この2つは処理が似て見えて、考え方の出発点がまったく違います。
ここを混ぜると必ず事故ります。
- 在外支店:本店の一部という扱い。だから本店が自分で取引したのと同じように換算する(=原則、本店と同じ換算基準を当てはめる)。換算で出た差額は為替差損益として当期の損益に入る。
- 在外子会社:別の会社という扱い。だから子会社が作った財務諸表を、まるごと円に置き換えるイメージで換算する。換算で出た差額は損益ではなく、為替換算調整勘定(純資産の部)にたまる。
「支店=自分の一部だから損益に出る」「子会社=別人格だから純資産で受け止める」
この一文で区別できるようにしました。
今週やったこと② 「会計上の変更・誤謬の訂正」に入った
7/31から新しい論点、会計上の変更および誤謬の訂正(単元133〜138)に入り、
今週で6単元進みました。
計算量はそこまで多くないのに、言葉の定義がややこしい分野です。
整理するとこうなります。
3つの「変更」と1つの「訂正」
| 区分 | 中身 | 処理 |
|---|---|---|
| 会計方針の変更 | 採用していた会計処理のルールそのものを変える | 遡及適用(過去の財務諸表を新ルールで作り直す) |
| 表示方法の変更 | 表示の区分や科目の見せ方を変える | 財務諸表の組替え(過去分の表示をそろえる) |
| 会計上の見積りの変更 | 耐用年数や貸倒見込額など、見積りを見直す | 将来にわたって処理(過去にはさかのぼらない) |
| (参考)誤謬の訂正 | そもそも間違っていた | 修正再表示(過去分を直す) |
ここが一番の山:「見積りの変更」だけ、さかのぼらない
会計方針の変更は過去にさかのぼるのに、見積りの変更はさかのぼらない。
ここが最大の分かれ目です。
理由はシンプルで、見積りは「その時点の情報でベストを尽くした結果」だからです
。当時の判断は間違っていなかった。新しい情報が出てきて見直しただけなので、
過去を「間違い」として直す必要がない、という考え方になります。
逆に、誤謬(=そもそも間違い)は当時から間違っていたので、
さかのぼって直す。
この対比で覚えると腹落ちしやすいです。
なお、会計方針の変更と見積りの変更を区別することが困難な場合は、見積りの変更として扱う(=さかのぼらない)というルールもあります。
実務でも判断が割れる論点なので、経理として知っておいて損はないところでした。
今週やったこと③ 理論は「1日15分」で回す
会計学(理論)対策として、パブロフ簿記1級の理論アプリを1章15分の単位で回しています。今週は8/3に3章を1周目クリアしました。
- 財務諸表
- 連結財務諸表
- キャッシュ・フロー
理論の進捗は、全33章のうち11章が1周目終了(33%)、目標は各章5周です。
周回はまだ全体の165分の11しか進んでいないので、正直かなり遅れています。
理論を後回しにしないためのルール
第1回で「理論を後回しにしない」と書きましたが、実際には計算に時間を取られて後ろに追いやられがちでした。そこで今は、こうしています。
- 1回15分・1章単位に区切る(まとまった時間を取ろうとしない)
- 計算の講義を見た日は、必ず理論も1章触る
- 完璧に覚えようとせず、周回数で殴る(目標5周)
理論を「机に向かってやる勉強」ではなく、スキマ時間の作業に落としたのが、
いまのところ一番効いています。
今週の反省と、来週やること
反省
- 学習日が7日中4日。連続学習記録も途切れており、「毎日少しでも触る」という方針を守れていません。
- 工業簿記・原価計算が29.5%で止まっている。商会に時間を寄せすぎていて、工原は3週間ほど手つかずです。
- 答練が1回も終わっていない(クレアールの解法マスター答練は第1回・第2回に手をつけただけで、周回0)。インプット偏重になっている自覚があります。
来週やること
- 商会:会計上の変更を残り単元まで進めて、単元139以降へ
- 工原:止まっている工原①(残り12本)を再開する
- 理論:パブロフをあと3章(1周目)
現在地(累計)
- 講義消化:187 / 375本(49.9%)
- 商業簿記・会計学:141 / 219本(64.4%)
- 工業簿記・原価計算:46 / 156本(29.5%)
- 理論(全33章):11章が1周目終了(33%)
- 本試験まで:残り313日
講義本数だけ見ると「ちょうど半分」ですが、工原が3割なので、体感の完成度は半分よりずっと手前です。
ここから工原と答練をどう挟み込むかが、次の1〜2か月の勝負だと思っています。
まとめ
- 今週は講義8本(外貨換算会計の仕上げ+会計上の変更)と、理論3章が進んだ
- 在外支店は損益、在外子会社は純資産(為替換算調整勘定)で差額を受け止める、が区別のカギ
- 会計上の変更のうち、見積りの変更だけはさかのぼらない。理由は「当時の判断は間違いではないから」
- 課題は工原の停滞(29.5%)と答練0周。来週は工原の再開と答練1回に手をつける
うまくいっていない部分も含めて、そのまま残していきます。次回も1週間分の記録を更新します。
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